模型を買って、あるいは模型店で箱を手にして、一番ワクワクするのは箱を開けた時ですよね。
特に、こんなキットがあったんだってなにか発見したときは余計に期待が高まります。
今回の箱を開けてみましたはそんなキットの一つだと、担当は思っていますがいかがでしょう。
アトランティスモデルから発売されたアメリカ ロケット開発史セットです。
スケールは1/128スケール。
このキットの来歴をたどってみると最初に発売されたのはなんと1958年で、最初はモノグラムがリリースしたキットのようです。
アトランティスモデルは過去のモノグラムやレベルなどのメーカーが出していたモデルを熱心に再発掘して販売してくれているメーカーですね。
担当などは昔買えなかったキットが改めて新製品として手に入れられるのは大歓迎。
1950年代の製品が今また新製品で登場する、模型の世界は不思議ですね。
パッケージの面白さ
パッケージを見てみましょう。
完成品を撮影したパッケージですね。これだけ揃うと壮観な感じ。組み立ててみようという気にさせてくれます。
パッケージで注目は裏側。
それがこれです。
宇宙を描いたイラストが裏面いっぱいにプリントされているんですね。
これを背景に組み立てたモデルを展示して撮影、いい感じではないでしょうか。
こうしたアイデアは嬉しいですよね。
このキットの背景以外にも色々なモデルの背景、バック紙に使えそうじゃないですか。
パーツはホワイト
それではパーツを見ていきましょう。
基本的にはアメリカのロケットやミサイルの歴史をたどってモデル化していますからそれほど大きなパーツや部品分割も多くはないですね。
小型のミサイルから大きめな弾道ミサイルまで、左右分割が基本のようです。小型のミサイルは一体でモデル化されているのもありますね。
本体の表面のディテールなども彫刻でしっかりと表現されています。50年代に最初に作られたキットという時代は感じませんよね。
当時からプラモデルの技術は確立されていたということでしょうか。
デカールもミサイルやロケットに描かれる文字などを用意しています。
説明書に加えて歴史を紹介するリーフレットも
説明書は折りたたまれた状態で入っています。
各ミサイルごとに順番に組み立てていくスタイルですね。
組み立て自体は特別難しいことはないと思います。
どんどん出来上がってくるのが楽しくなりそう。
そうそう、完成したモデルを展示する専用のディスプレイベースも用意されていました。
それぞれのネームが表現されているんですが、わかっていただけますか。
この色そのままでも良いし、色を塗って仕上げてみるのも良いんじゃないでしょうか。メタリックな色合いなどどうでしょうか。
そして、このキットの大きな特徴の一つがこれ。
アメリカのミサイルやロケットの説明、そしてその開発の歴史を解説しているリーフレット、解説書がついているんです。
英語ですが、自動翻訳などで訳してみるとよいのでは。文章は別にしても歴史を伝える写真なども魅力ですね。
今回はアトランティスモデルの1/128アメリカ ロケット ミサイル開発史を開けてみました。
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