やはり主役は1/144でも風格ある存在感
模型の中では鉄板アイテム、というのか、これは外せないよね、というモデルがいくつかありますよね。
飛行機で言えば零戦、これは絶対の1台ではないでしょうか。
エフトイズからその名も「零戦ザベスト」が登場です。
スケールはエフトイズエアモデルではおなじみの1/144スケール。
仕上がりの全長は約65mm、全幅は約85mm。手のひらサイズは実機がいかにスリムでコンパクトだったかを伝えてくれますね。
とはいえ、復元された機体や修理され展示されている実機を博物館などで見る機会もありますがそこは飛行機、大きな存在感があります。
その存在感も伝わる再現度は飛行機ラインアップをさまざまに手掛けてきているエフトイズならではです。
零戦といえば皆さんそれぞれに、これ、という印象をお持ちなんだと思いますが今回のエフトイズの零戦モデル、いかがでしょうか。
ぜひ手にしていただき、皆さんの印象通りなのか、こうした表現もあるのかと思われるのか、さて・・・。
モデルは、形状はもちろんですがいつものようにしっかりとパネルラインの再現も抜かりありませんよ。
「零戦は色々と作りましたよ」という方にも、ぜひ最新の零戦キット、お作りいただきたいと思います。
ラインアップは二式水戦も
今回のエフトイズの零戦キット、ラインアップも気になりますよね。
初期タイプ、零戦といえばこれ、という方も多いかもしれませんね。21型です。
21型は赤城戦闘機隊と第341海軍航空隊の2機のカラーリングをラインアップ。
そして、22型。
こちらもカラーリングは2種が用意されています。
第202海軍航空隊とだい261航空隊。
さらに、後半の零戦、52型。
こちらは第721海軍航空隊と第653航空隊の2つのカラーリングをセレクトしています。
加えて、今回のモデル化では下駄履き零戦としておなじみの二式水戦もラインアップ。
フロートが付いた姿は一味違ってこれまた魅力的だと思うのは担当だけでしょうか。
カウルは別パーツでエンジンのモールドも再現した本格キット
エフトイズの飛行機モデルシリーズはその再現度も御存知の通り。
手応えある本格派ですよね。
パネルラインなどの表現のみならず、脚の繊細な再現やエンジンカウルは別パーツで内部のエンジンもディテールを表現した別パーツが用意されているんです。
コクピットもシートを再現するなどキャノピーから覗く雰囲気はリアリティ十分な仕上がりです。
部品点数はそれほど少なくはないですよ。
小さなパーツも多いですからじっくりと楽しんでいただけるモデラーズキットです。
塗装済みだから気軽に作れるのがエフトイズキットの魅力
でも、エフトイズのキットは塗装済みなのが嬉しいポイント。
それぞれのキットは機体色はもちろんカウルやプロペラなどしっかりと塗り分けられ、タイヤ、ホイールの塗り分けもしっかりとされています。
最もうれしいのはキャノピーでしょうか。
大戦期の細かなフレームをしっかりと塗り分けて塗装済みなんです。
このサイズでこれだけきれいに塗り分けるのはそれなりにテクニックが必要かと思いますが、それが塗装済み。
きっちりした塗り分けが仕上がりの雰囲気を締めてくれます。
仕上げはデカールで。
各モデルには日の丸などを再現したデカールが用意されています。
もう説明するまでもない水転写式の本格的なデカールです。
これを貼っての仕上げは、模型製作の仕上げ作業ならでは。
モデラーの皆さん、これが仕上げの腕のふるいどころですよ。
モデルには専用のスタンドパーツも付属。
二式水戦は台車パーツが用意されています。
エフトイズ渾身の零戦。
飛行機モデラーにこそじっくりと作っていただきたいラインアップです。
もちろん、ホビコレ特典、あります。
エフトイズキットと言えばホビコレ特典ですね。
今回は零戦のマーキングにスペシャルなものを一つご用意。
ホビコレの地元でもある静岡県、その中の浜松にあるのが航空自衛隊浜松基地です。
そこに零戦が展示してあるのは飛行機モデラーの皆さんならご存知ですよね。
説明するまでもないと思いますが、その展示機のマーキングをホビコレ特典としてご用意しました。
というわけでホビコレでお買い求めいただける零戦のセットにはホビコレ特典デカール付きの零戦1機がついて、計11機セット。
お値段は10機セットと変わらないお買得セットになっているのも御存知の通り。
地元の機体のマーキングを今回セレクトしてみましたが、いかがでしょうか。
手軽に作れるキットですから汚し塗装などにも腕をふるっていただき、ホビコレ写真館にもぜひ、ご投稿ください。みなさんの遊び心も楽しみにしていますよ。
7月31日発売予定。まもなくです。ぜひともご注文をお待ちしています。