この時代のメルセデス・ベンツ、デザインがいいですね
イタレリ 1/24 メルセデス 450 SLC ラリー・バンダマ(コートジボワール) 1979(日本語説明書付属) 5,200円
イタレリから新製品1/24のメルセデス450SLCラリーのサンプルキットが届きましたので、さっそく箱を開けてみました。
とその前に、パッケージのイラスト、さすがにイタリアですね。先日のBMW・M1のキットもそうでしたけど、すごく格好いいと思うんです。今では死語かもしれませんがその昔LPレコードのジャケットが格好いいというだけで音楽は関係なく購入するのを「ジャケ買い」って言ってましたよね。模型でそれがあるんならまさにこのイタレリのメルセデスキットも「パケ買い」?したくなったりします。皆さんいかがでしょうか。
では箱の中身を見ていきます。
まず気になるのはボディですね。もともとはエッシーから発売されていたキットを今回イタレリがリニューアルしたキットです。当時から形状の捉え方など、定評があったキットだったのではないかと思いますが、当時のメルセデス450SLCのスタイルを雰囲気たっぷりに再現しています。
1971年にデビューしたメルセデスのラグジュアリークーペが450SLCでした。2シーターのスポーツカーで人気を集めたSLをベースにホイールベースを伸ばして4座席にしたものでした。その流麗なボディスタイルはやはりラグジュアリーな感じがモデルからも伝わってきますが、それをベースにしたラリーバージョンなんですよね。
ラグジュアリーとハードの組み合わせ、カーモデラーには見逃せません。
そして、シャシーです。
ボディはボンネットを切り離せば完成後も脱着可能。その内部にはしっかりとV型8気筒エンジンが再現されていました。モデラーなら配線などにちょっとディテールアップの工作、してみたいですね。
エンジン再現となればシャシーももちろん気になりますね。
形状、ディテールはもちろん、別パーツで再現されたサスペンションアーム類、駆動系など、やりすぎず、省略しすぎずのいい塩梅の再現で組み立てやすいキットに仕上がっているようです。
続いてはインテリアですね。
ラリー装備、メーターやロールバーはもちろん再現され、シートはしっかりとバケットシートです。知っていました?ラリーカーなのにこのマシン、トランスミッションは市販車に装備されていたものと同じオートマチックトランスミッションが装備されていたんだそうです。シフトレバーもオートマ用です。
ラリー装備は外装にも。フロントにはフロントガード、そこには追加のランプ。もちろんグリルにはスリーポインテッドスターが再現されていますがそれを守るように装備されたラリーアイテムが仕上がりの迫力を演出していますね。仕上げるのが楽しみになります。
ラリーフィールドではあまり馴染みのないメルセデス・ベンツですが、このマシンが活躍した1970年代はメルセデスが本気でラリーに取り組んでいた時代だったんですね。
メルセデスの本気が伝わるようなモデルだと思います。
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2020年11月発売予定
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